PTA役員同士での不倫。探偵はどのように調査をしたのかをご紹介

一見、穏やかなPTA役員活動。その裏で、密かに進行していた不倫関係を暴いた一件があります。今回は、実際に滋賀県草津市であった事案で、探偵が依頼を受けてから証拠を掴み、依頼者へ提出、そして慰謝料請求まで至った過程をご紹介します。 探偵がどのように調査を進め、依頼者がどのように真実と向き合い、そして相手を追い詰めたのかその全貌をご覧ください。
目次

PTA役員同士で不倫が起きやすい理由とは?

PTA活動では、イベント準備や会議、行事の運営など、長時間にわたって役員同士で行動を共にする機会が多くなります。このため、自然と親密な関係になりやすく、また保護者同士ということで警戒心も薄れがちです。

PTA活動中の距離感と油断

子どもたちのためにという共通目的のもと、無防備にプライベートな話題が増え、互いに距離を縮めることが容易になります。打ち合わせ後の食事や、準備作業を理由に二人きりになる時間ができることで、不倫関係へと発展するリスクが高まります。

周囲にバレにくい環境が不倫を助長する

「PTAの仕事だから」と説明しやすく、夜間の集まりや休日活動が正当化されやすいことから、不倫関係を隠し続けやすい状況が整っています。これにより、家庭に不信感を抱かせずに関係を深めてしまうケースが多く見られます。

探偵が行ったPTA不倫調査の具体的な手法

探偵はPTA活動スケジュールを事前に把握し、対象者の行動を詳細に調査します。

活動スケジュールの把握と尾行調査

PTAの定例会議やイベント準備の日時を押さえ、開始から終了までの動きを尾行します。特に活動終了後、特定の相手と合流し外食や二人きりの時間を過ごす場合、密かに写真や映像で証拠を記録します。

休日活動後の追跡と密会現場の特定

休日のバザー準備やイベント後、対象者がそのまま不倫相手と合流していないかを確認します。カフェ、レストラン、ホテルなどへの出入りを撮影し、日付・場所・時間帯を明確に記録した調査報告書を作成します。この証拠が、慰謝料請求や法的手続きを支える強力な武器となります。

調査報告

初動調査:仕事帰りに向かった先は…

ある平日、夫は「会議がある」と言い残して外出。 しかし、向かった先はPTA会議ではなく、駅近くのビジネスホテルでした。
探偵はホテル周辺で張り込みを行い、約30分後にPTA役員Bさんが現れるのを確認。二人は人目を気にしながらも自然に合流し、そのままホテルへ入っていきました。

決定的な瞬間を、暗視対応カメラで高精度に写真・動画で撮影。
チェックイン時刻、ホテル名、二人が並んで歩く姿――すべてが鮮明に記録されました。

休日活動後も密会!さらに確実な証拠を収集

後日、学校イベント終了後も調査を実施。 夫とBさんは打ち上げ名目で数人の役員仲間と飲食後、二人だけで別行動に。向かった先は駅から離れたラブホテル街。 再び、**ホテル出入りの様子を複数カットで撮影**し、出入り時間まで詳細に記録しました。
探偵は証拠の裏付けを強化するため、LINEでの親密なやり取り(依頼者が自力で入手)も照合し、完璧な調査報告書を作成しました。

証拠提出と依頼者のリアクション

調査完了後、探偵社の個室相談室にてAさんに報告。
一枚一枚の写真、そしてホテルへの出入りを収めた動画を見たAさんは、震える手で口元を押さえ、静かに涙を流しました。

「やっぱり…信じたかったけど、もう逃げられませんね。」

深く頷き、Aさんはすぐに次の行動を決意しました。
探偵社は提携する弁護士も紹介し、慰謝料請求と離婚準備の支援に入りました。

PTA役員の不倫でも慰謝料請求はできる?

たとえPTA活動を通じた不倫であっても、民法上の「不貞行為」として慰謝料請求は可能です。

不倫と認定されるための条件とは

法律上、不倫と認められるためには、「配偶者以外の異性と肉体関係を持ったこと」が必要です。単なる親しい友人関係や食事のみの交流では慰謝料請求の対象にはなりませんが、宿泊を伴う外出や、ラブホテルの利用といった証拠があれば、不貞行為と認定されます。

慰謝料請求のために必要な証拠とは

慰謝料請求を成立させるには、写真・動画・LINEやメールなど、具体的な証拠が必要です。ラブホテルへの出入りや、恋人同士のような行動が記録された証拠があると、交渉や裁判で非常に有利に働きます。

相手をどう追い詰めたか?慰謝料請求までの流れ

Aさんは弁護士を通じ、夫とBさんの両者に内容証明郵便で慰謝料請求の意思を通知。 証拠写真と報告書を添えたうえで、交渉に臨みました。
夫には、離婚とあわせて300万円の慰謝料請求

Bさんには、不倫関与による200万円の慰謝料請求

双方、確実な証拠を前に逃げ道はなく、裁判を避ける形で示談成立。
Aさんは慰謝料を受け取った上で離婚し、新たな人生をスタートさせることができました。

「自分だけでは絶対にここまでできなかった。探偵に頼んで本当に良かった。」
これが、Aさんから最後に私たち探偵に贈られた言葉でした。

自力調査と探偵依頼、どちらが安全か?

証拠集めを自分で行うリスクと、探偵に依頼するメリットについて考えます。

自分で調査するリスクとは

自力で尾行や写真撮影を試みると、対象者に気づかれて証拠隠滅される可能性が高まります。さらに、無断撮影や敷地内への侵入といった違法行為に問われるリスクもあり、逆に自分が不利な立場に立たされることもあり得ます。

探偵に依頼することで得られる安心と確実性

探偵に依頼すれば、法律を遵守した上で正確に証拠を収集してもらえます。報告書も裁判資料として有効に使える形式で作成されるため、慰謝料請求に必要な土台を確実に固めることができるでしょう。精神的な負担を軽減しつつ、トラブル回避にもつながります。

まとめ:確実な証拠で冷静に問題解決へ

PTA役員同士の不倫問題は、一般的な職場不倫とは違い、地域コミュニティに与える影響も大きいため、冷静かつ慎重な対応が求められます。感情的に動く前に、探偵を活用して確実な証拠を押さえることが、慰謝料請求やその後の生活を守るための第一歩となるでしょう。リスクを回避し、正当な権利を主張するためにも、専門家の力を積極的に活用することをおすすめします。

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滋賀探偵 編集部

滋賀探偵は探偵経験10年以上のスタッフが情報を発信。

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